自分の心はどこを向いているか それがとても大切だとお伝えしました。
どこかでそれはわかっているかもしれませんが、それ以上に抵抗があるのは、
観念に秘密があります。
観念は「自分をどんな存在だと認識しているか」に現れます。
頭では「自分は愛されている」と思っていても(思おうとしても)
「自分は愛されるはずがない」という観念があると無意識で観念通りの感情、思考、行動で生きてしまいます。
観念は、この人生を生き抜くために人生のごく初期に作ったものなので、使えますがバグがあり、また成長とともにアップデートや最適化が必要です。
生き抜くために作ったプログラムは、機能するために作られたものなので、思考以前に反応してしまう性質を持っています。疑わないんですね、自分の観念に。いちいち疑っていたら機能しませんからね。
自分の人生で「良かれと思っていることが裏目にでる」「どうしてこれが、こうなるの。。」ということが続いたり、繰り返されたりしていることに気づいたら、観念を意識化することがまず大切なステップだと私は思っています。
観念はいい悪いではありません。
良い観念が人生では障害になることも少なくありません。
どんなに良い観念でも「こうしなければならない」と固定化されると、人生は制限だらけに思えて、気持ちが上がりません。
「自分の心がどこを向いていて」「何を感じているか」わかると、「こうしなければならない」「こうすべき」ということと相反することもあります。
自分の気持ちを優先するのは、わがままではないか
というブレーキがかかることがありませんか?
いわゆるオトナになると、自分の気持ちより「正しさ」を優先しがちです。
それは立派なことだけれど、自分が本当に納得していない「正しさ」は、結果として最高の幸せは生み出せません。
本当のオトナは、正しいことをするだけではなく、自分の気持ちも大切にできる存在のことです。
自分だけ良ければ他の人はどうでもいいということでは、全くないのです。
自分の気持ちに正直に生きるとは、愛する人を更に信頼し、愛することと同じです。
自分を表現するときに「観念」が邪魔をしていることがあります。
どうせ〇〇です。
愛されない
自分なんて
etc
自分でも気づかないトーンが乗っかり、
まんまと自分の観念どおりの結末を現実化します。
どうせ〇〇を書き換えましょう。
書き換え方はカンタン!
「あ!そうなってた!」と自覚することに始まり、
そう思えたら、
「やーめた!」と決めるだけです。
観念はしつこいので、何回も揺り戻され、無意識に反応してしまいますが、
その度に、「また引っかかったな。これは違った!」と
何度も決めて、その決めたとおりに選択、行動するのです。
システ何度引っかかっても、諦めなくてOK!
そのうち、引っかかりそうになっても、
「あら、またやりそうになった」と気づけるようになります。
それができるようになるための特別な才能も何もありません。
そうしようと思えたら、どんどんなっていきます。
そもそも、今の自分に観念を与えたのも、自分です。
余談だけど、今のこの世の中、誰かの犠牲の上に幸せはありえませんからね。
変な我慢は、いけません。
だからこそ、しっかりコミュニケーションを丁寧に取っていくことが大事だと思いますよ。
自分自身とも、自分と関わりのある大切な人とも。
自分の気持ちも、相手の気持ちも、大切にする感覚で。
コロナのおかげで、
広く浅い<深くコアな
関係性の時代が始まりました。
大切なことを大切にする時代の到来です。
まずは、本当に大切なことを大切にするんです。
これは、地球環境など、大きなテーマにも関わっていくことです。
まずは自分自身との関係を大切に。
自分はわがままじゃないか、と言っている方は、人のことをお構いなしなんて、さっぱりなっていない。
私がススメている「わがまま」は、成熟したあなたらしさのことです。
それは奇跡さえ起こせる「幸せの種」なのです。