いつもおなじところをグルグル
私は何がしたいんだろう
自分だけが変化せず、周りはどんどん先へ進んでいくようで焦る
堂々巡りでグルグル。
なんとか先へ進みたい。
でも。
そんなあなたは、自分の望みに近いところほど、後回し。
やるべきことを優先し、それを優先することがどれだけ重要か、説明責任に多くの時間を費やす。
それは自分の人生の守備だけに多くの時間を費やしていて、でも、身が入らず、どこかテキトーにしている自分を責めたりもしています。
だから、主張しなければならない場面で、言いたいことが言えないという場面も多かったりします。
シンプルには、「もっと自分の言いたいことを言い、やりたいことをする。」という処方箋になりますが、
それで、自己表現できればよいのですが、頭ではそう思っても、なかなかできないような方もいらっしゃいます。
そりゃそうです。
不本意な行動も、実は、自分にとって大きな訳があるのだから。
それが自分にとって「大きい」なんて氣づかない、自分の望む行動よりも大きいなんて。
そもそも、自分がどうしたいのか、自分で巧妙に隠していることもあります。
だから自分では「わからない」ことになっている。
わからないことを、どう行動しようとしても、できませんね。
何をどうしてよいのか。
セラピーでは、今この瞬間、どんな「大きな」ことを大切にしているのか、氣づくようにカウンセリングしていきます。
あまりにも受け容れがたいことですと、それを明確にするだけでも、何回かのセラピーを要します。
だって、わかってしまったら、変わってしまいますもの。
望みどおりになるよりも、今まで自分にとって「大きい」存在だったものを手放すのは、切ないのです。
どんなにイヤな感情を伴うものであっても、です。
セラピストがそれを明確にして、ひっぺがしても(注:引き離しても。仙台弁)意味がない。
捨てられたぬいぐるみを、ゴミ箱から救出しに行きますよ。
それがどんなに大切だったか、自分でわかると、その想いに涙が止まりません。どうして、そうしていたのか、本当の意味で、わかります。
そうすると、同じところをグルグルができなくなるんです。
「言いたいことを、言いたい人に言う」
なんて、まさにカンタンなのに、何日も、何ヶ月も、何年もかかる場合もあります。
言ってみて、その結果は、それぞれだけど、拍子抜けする人がほとんどです。
「なんだ、もっと早く言えばよかった」
「言いたいことを言ったら、受け止めてくれるどころか、ギフトが来た!」
自分の最悪の想定パターン「やっぱりそうだった」という人でさえ、グンと前に進みます。
誰がどう反応しようと、実は、自分の決断だけなのですから。
自分の人生の責任は、誰もとってはくれない。
言いたいことを言う
というのは、
相手を説得することでも
相手に納得させることでも
相手を論破することでもありません。
自分が思っていること、考えていること、決断したことを表明することです。
宣言ですね。
自分より強い力を持っているのは、誰か。
それを明確にし、丁寧に自分を癒し、励ましていく。
よし!
と、勇気を出し、行動するのは、自分なのです。
その勇気が出るまでが、実はすごく大事だったりします。
そこをセラピーでお手伝いする訳です。
自分の本当の望みに向かって、言動を一致させると
気持ちよく人生は進行していきます。