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*私の開業当時からの実話です。

 

物心ついた頃から私は人生相談をする人になりたいと思っていました。

紆余曲折あり、遠回りしてカウンセラーになったのですが、

開業するときは、できるだけスピリチャルな印象を与えないように、と思っていました。

メニューは、

カウンセリング
催眠療法
自律訓練法の指導

の3つ。

本当は、催眠療法を入れたくなかった。

なんだかアヤしい印象があるんじゃないかと懸念したのですが、

なにせ催眠療法はとてもパワフルで様々な悩みに幅広く利用できる。

クライアントの実感も大きい。

そして、その時のわずかな経験を遥かに超える可能性も感じていた。

悩んだ挙げ句、導入決定。

蓋を開けてみれば、クライアントの70%は催眠療法をリクエストしてくる。

そして、私の予感どおりに、いやいや、予想を遥かに超えるようなことが

私の目の前で繰り広げられた。

おいおいその話も書いて行くつもりだけど、

今回は、薄々感じていたことが決定的になり、

私がスピリチャルなセラピーを自分に許可するために一番最初に重要な出逢いとなったクライアントさくらさん(仮名)について思い出すままに、ご本人がわからないよう脚色して書きます。

20代の可憐で清楚なさくらさんは、

『自律訓練法の指導をお願いします』

とのことで来所しました。

ご自身で本を読んで実践するも、コツがつかめているのかどうかわからないので

実際に指導していただきたいというリクエストでした。

正直、自律訓練法の指導をメニューに掲げておきながら、リクエストがあると思っていなかった私。

リクエストがあっただけでも、印象に残りそうな出逢いでした。

ケースレコードは、通常通り書いていただきましたが、

「どうして自律訓練法をしようと思ったのか」

「何か困っていることがあるのか」などは、聴きませんでした。

自律訓練法の指導を受けたい

という当初のリクエストどおり、

第一公式から第六公式まで、私の言葉の誘導で練習していただきました。

最初の誘導を終えた後、さくらさんは、

「自分でやるのと、全然違います。

こんな状態になるのですね。

なんだか掴めたように思います。」

と柔らかな笑顔を浮かべて言葉少なに言いました。

60分の間、2回ほど、行いました。

「すごくリラックスできました。」

と喜んでお帰りになりました。

感覚が掴めたようなので、この後、ご予約はないかと思いましたが

数週間後にご予約がありました。

「自律訓練法の指導をもう一度お願いします。」

とのことでした。

二度目にお逢いしたときは、

「ご指導いただいてから、自分でやってみても、随分感覚が変化しました。

深くリラックスできていると実感できるようになりました。

ですが、やはり、先生にやっていただいた時は、格別です。

なので、来ました。」

と、透明な笑顔で微笑みかけてくれました。

天使だわ、この人。

天使だったんだ。

と、思った。そのとき。

 

その日も、二回行い、終わった後に、さくらさんは、静かに話してくれた。

「先生、実は、前回、こちらへ伺った後に、いろんなものが視えるようになりました。

施術していただいた直後に、忘れるはずもないことなのに忘れていたことがあったのですが、

それを思い出しました。

小さい頃から、いろいろなものが視えたのですが、それはとてもファンタジックなものでした。

誰にも言いませんでしたが、自分の中の世界として、私の一部でした。

引っ込み思案で、なかなか積極的ではありませんでしたが

優しい友人にも恵まれて普通に大きくなったのです。

ですが、中学時代の終わり頃からだと記憶していますが、高校時代が最もすごかったんですけれど、

テストをしている時に氣づきました。

私がわからない問題の回答がスラスラ書けたんです。

特に数学とか、あまり得意じゃなかったので、すぐにわかりました。

私が書いているんじゃない。

と思っておそろしくなってしまって。

テストの点数がものすごくよかったです。

私の解けない問題なのに、いい点数なんです。

ラッキー、って思えればよかったんでしょうけど

あまりに自分の感覚から離れていたために、コワくなってしまって。

パッと問題をみて、私が解けそうもない問題の時は、回答せずに提出するようにしました。

自分なりにちゃんと勉強も熱心にして、私が理解して回答するように頑張りました。

いい大学にも入れました。

でも、それ以来、私の世界の一部が、色を失ってしまいました。

現実的には、いい大学を卒業し、いい企業に就職でき、いい評価を得ていますが、

どこか自分の一部が死んで行ってしまうようで、

壊死が広がっていくのではないかという恐怖に襲われるようになりました。

きっと誰も氣づかないでしょう。

私の現実は、まさに順風満帆です。

でも、私の心の中は、静かに死が広がっていくような恐怖でいっぱいだったんです。

それで、自分なりにいろいろやって来ました。

先生のところのホームページをみた時に

『行かなければ』と直観したんです。

そして、私の一部が戻って来たんです。

色が現れて、私は私だという感覚に包まれたんです。

生き返ったんです。

私が生き返ったんです。

そして、過去に自分を恐れて封印した時のことを思い出しました。

もう私を恐れません。

何も変わらないけれど、

私は蘇った。

それが嬉しいんです。」

自律訓練法の誘導練習をしただけで、

こんなことが起こるの?!

と内心、ものすごく驚きました。

が、私は、同時に儀式をしている神官のような落ち着いた神聖な心境になり、

静かに微笑み

「それは何よりです。

私も嬉しいです。

あなたは、人を癒すためにこの世に生まれて来た人だから

これからあなたが更に自分の本質を思い出すでしょう。」

と言いました。

私の口が。。。。

(え〜!!!!何が起こったの〜〜〜!!!!)

という私と

「すべては順調ですね」

と微笑む私。

これがカウンセラーになって、薄々感じて来たことを決定づける出来事になりました。

そして、これは始まりでした。

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