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乗り越えてきたことを、人は忘れてしまうものだと思う。

「あの時は、あんなに辛かったのに。」

それはとてもいいことでもある。いつまでも、過去の出来事や感情にとらわれていたら「今」を味わえないのだから。

ある種、乗り越えてきたからこそ、もう既に「乗り越えた自分」として生まれ変わっているような証でもある。

強いトラウマが起こす「欠損」とは真逆の「それ」は、次のステージに向かうための関所のような、

過去に手にした金メダルのようなものでもあるのだと感じる。

 

Mさんは、家族円満、経済的にも豊かな主婦。

「悩みと言えば。。人前で話す時に緊張する、ことくらいかしら?」

と、笑顔でおっしゃる。

そのテーマの元は「人前で表現する」使命のようなものが見え隠れし、その奥に、「支配するされる」という極性をもった「怖れ」の局面に傾いてしまう残骸のようなものがあった。

掘り下げてみると

「生死に関係するレベル」の言いたいことが言えない過去に打ち当たる。

思い出してみると、その過去は、彼女がどんな想いで生きてきたかを凝縮したようなことがとき解かれる。

その中を生きて、今、この笑顔で居られることが、彼女の最もすごい強さ。

一人っ子だった彼女が、どれほどの怨念と悲痛な大人たちの叫びを抱えてきたことか。

 

エネルギー的には、そのトラウマは既にかなりクリアになっていた。

そんな彼女にメッセージが届く。

もういいんだよ、進んでいいんだと

あれを越えてきたのだから

 

まるで幕が上がる前のバックヤードのような、出陣式のような時間。

 

最後にセッションの総まとめ。

「自分の自己表現について、表現して、教え導く人で在ることを確認しに来たんですね。

これからは、言葉を選ぶより、思ったことをお節介気味に言葉にしてください。

言いたいこと、率直に言ってください。

それがあなたの更なる豊かさに向かっていきます。」

 

さて、幕が上がった。

 

土台のしっかりした人々が覚醒していくことほど、ある種独特の祝福を見る。

そりゃそうだ!

 

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