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先日、「幸せとはなんですか?」と聞かれました。
さて、あなたにとって幸せとは何でしょう。
私は、気づいた時には
「私ってなんて幸せなんだろう」
という感覚になっていました。
物心ついた時は、目にすること、身の回りのことのほとんどが怖くて、怖くて、怯えていました。
体も弱く、泣き虫で、家の中には恐怖が蔓延しているように感じていました。
幸せな未来なんて描いていなかったのに、気づいたら幸せを感じていました。
だから、願望達成ではないんです。

しかも、その「ああ、幸せだ」という感覚は歳を重ねるごとに強くなっていきました。
もちろん私自身にチャレンジがないわけではありません。むしろ、「やりたい」ということが溢れてきて、自分からチャレンジに向かっていくので、変化の多い人生になりました。
そして、今感じているのは、「幸せというのは、状況ではない」という確信です。
大切な人がこの世を去り、寂しさを感じている時ですら、私を不幸にすることはできないのです。むしろ、どんどん幸せを強く感じるのです。

時に、怒りや悲しみを感じたとしても、不幸ではない。幸せな感覚は消えない。

「幸せとは何ですか?」
と聞かれた時、私は、こう答えました。

「自分の中に既にある感覚なのです。」
と答えました。
既にあるものだから、それを思い出す、気がつくことが大切なのですね。
それに気づくと、もう止まりません。
どんなにタフなチャレンジがきて、落ち込んだりすることがあったとしても、その渦中すら、幸せを感じられないということはないのです。

興味深いことに、それを再び見つけると、よほど意識して努力しない限り、不幸を感じられないし、実際には、ほとんど無理なのです。
それどころが溢れるほどに無限に尽きることなく幸せに包まれます。

私はチャレンジャーなので、できるだけこの一生で、様々なシチュエーションを体験し、これはどうだ?こうだったら、どうなんだろう?ということをしようとします。
ひとりの人生なので、それでも限りがありますから、やり惜しみなく、やろうとします。面白そうな人生でしょう?
でも、家族は大変だろうな、というのを私なりに気にしたりもします。それでも、どんどん家族すら反対しなくなり、逆に「やっちゃいなよ」と応援してくれます。
とてもありがたいことだけど、怖かったりもします(笑)

さて、誰にでもあるその「幸せ」な感覚は、どうやったら再発見するのかというと、「やり方」ではないことをお伝えしたいと思います。人によって「やり方」は違いますし、どうやっても発見する時は発見しちゃいます。
やり方ではないけれど、何かとっかかりが欲しいという方のために、多くの方のカウンセリングをしてきた私がまずこれが大前提ということをお伝えしたいと思います。

それは何かと言いますと、
「この人生は全て自分の責任において起こっている」
ということを真摯に謙虚に受け止めることです。
これさえすっ飛んでしまわなければ、幸せはすぐそばに感じられます。
自分は人生の舵を取れるということです。
気に入らなければ、より良い方に変更すればいい。
実は、とてもシンプルなことなのです。

自分は自分のことは自由に選択できるのです。
それが可能な時代でもあるのですから。

自分が思っているより、人生は自由です。

人を変えようとしがちな人間ですが、それをやっていたら、決して幸せは近づかないのです。
自分を幸せにすれば、それだけで百点!素晴らしい貢献で、神様から大きな祝福があります。
そして、幸せな感覚は、自分だけに留まらず、その自分の纏っているいる幸せオーラのようなものが、誰かの幸せの再発見に刺激を与える機会が増えると思うのです。

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