2月21日に自宅の引越しをした。ガチで床面積約半分くらい、収納も限られているので、家具も、物も更に断捨離して、ミニマルな生活に。サロンと至近のお部屋に縁をいただいて、電車に乗ることがほとんどなくなった。なんというラッキー。大型スーパーはないけれど、意外にも、八百屋さん、お魚屋さん、お肉屋さんなど、庶民的な懐かしいお店もあったりして生活しやすいエリア。震災後に同じエリアにサロンがあって土地勘があることもあり、まだ1ヶ月しか経っていないのかという感覚。歩いてなんても用が足せるのはありがたい環境だ。日々の生活は、手の届くところに必要なものがあって、冒険するときは遠くまで、というのが私はたまらなく好きだ。
災害の時を考えて、どんなに遠くても徒歩で一時間以内の場所に生活エリアを落ち着かせないと、と思っていた。住環境というより、地理的な認識と人との関係性は、50年居た場所と比べられないけれど、そうも言って居られない状況の時もあるもんね。人との繋がりがなんと言っても一番。その繋がりが育っていくのを受け入れつつ、まずは限りなく今可能な環境に感謝。おかげさまで、東京に住み始めて三年半になろうかというところ。まだ、なのか、もう、なのか。
政府の指示には従いつつ、日々、できることを静かにする。オンラインでセッションや講座をしたり、本を読んだり、ウェブ上で映画も観たい放題。お料理をいつもより楽しめるのもいい。時折、目に見えない存在たちの声が聴こえて対話して。
そんな中でも、今、第一線で頑張っている医療医関係者、研究者、スーパーやドラックストアで働いている方、物流の方に支えられている。有難い。
今朝、宅配の方に「普段よりお忙しいのではないですか?」と聞いたら、
「我々は、止まることはできませんから!」と笑顔で颯爽と去っていった。カッコいいなぁ。
そして、役所の人はこういう時、ものすごく忙しい。公務をしている方にも心から感謝したい。前例のないことを決断しなければならない重圧は、ものすごいと思う。
そんな中、指示通りに穏やかに過ごせることの、なんと有難いことか。
自営業の私は、来週というか、明日どうなるかもわからない。今に始まったことではなく、そういう生活になって16年。今のスタイルがままならなくなったら、その時は、その時可能なスタイルに変容して生きていこう。
生かされているうちは、最大に生きる。
闇の中でも微かな光でいたいから。