我が家は、アホな話もするけれど、哲学的な話をするのが好きだ。どんなテーマも本質的な話になる。
昨夜、息子がフラッと訪れた。
「ちょっとブレてるから、話したい」ということだったのだけど、なーんだ、別にブレてもないじゃん。
まぁ、そうは言っても、恋は盲目。突然、自分の深い部分が表出する。彼は、もっと頑張ろうとしていたけど、
「それ、要らなくない?」
という両親のツッコミが入る。
あなたの基本は「限界まで頑張る」じゃん。それ以上、頑張ったら実る恋も実らない。ちゃんとすればするほど、相手はプレッシャーになるし、自分も辛くなる。もっと自然に楽しむことよ。それでダメなら「合わない」ということだもの。合わないのは、本当に仕方がない。それが縁ということ。強烈な愛が心地よい人と、ウザったく感じる人がいる。相手に合わせても限界が来る。自分はどう相手と関わりたいのかを大切に。
どんなに趣味が違っても一緒に居られる、居られないというのは、結構すぐに感じられるものよ。その上で、いろんな思い込みとか出てくるから、それをお互いに素直に関わって関係性を育てていくだけよ。どこにもゴールはないからね。付き合ったからゴールでもないし、結婚してもゴールではない。逆に何度も何度も始められる関係性なのかもしれないなぁ。
「ぐうの音もでねー。まったくその通り。」と笑う息子。
我が家の息子たちは、父親のリスペクトが半端ない(笑)
息子「お父さんがすごい、すごいなんて、言ってらんねーな。オレはオレでやってくわ。」
夫「お父さんなんて、何もすごくないよ。」
私「え?そう?すごいと思うよ。色々すごいけど、私をこんなに深く愛してくれるところとか。」
夫「それは自分でもすごいと思うよ。自分を信じて楽しむことだよ。」
息子は、ラブラブな両親と恋バナして、颯爽と帰って行きました。