どうして今の自分を想像できたであろうか。
と、常々思う。
まぁ〜、波瀾万丈。
今でこそ「今、どこにいますか?」と聞かれるほど、アクティブなイメージがありますが、基本的にインドアです。でも、移動は大好き。新幹線での移動、飛行機での移動は、とてもリフレッシュできる時間。乗り物が苦手で、重度の乗り物酔いだった私はどこへやら。本当にいろんな意味で、人生とは、何がきっかけでどうなるかわからないものだと、50代になり振り返る。
たくさんのクライアントさんと話をしていても、人生はなんて興味深いのだろうと思うことばかり。いろんな人生があって、それは本当にひとぞれぞれで。でも、それが一生続くとも限らない。とりわけ、そこから変化させていくポイントで出逢うことが多い職業上、それはもう映画のようです。また私は出逢った人から、いろんな話を引き出してしまう傾向があり、八百屋のおばちゃんからタクシーの運転手さん、店員さんなど、いろんな話を聞いてしまう。聞き入ってしまうのだ。子どもたちが小さい頃、剣道をやっていて、輪番でお茶当番があった。その時間は、80代の先生からの戦前、戦中、戦後の日本のことを何度聞いても、何度でも聞きたくて、私たちの当番の時は、お茶の時間が長くなる。そこで、当時、出来る限りの信念を実行した話は、今の時代ならまだしも、命が危うい時代、それはもう感心しきり。強い信念をもって行動してきた人は、いろんな理不尽にもあったことだろうけれど、そんな人ほど、懐が深くて限りなく優しい。そして、一本筋の通った厳しさがあって、その厳しさも含めて、安心感を感じたものだ。
優しさと厳しさ。信念の貫く強さばかりじゃなく、柔軟さに惚れ惚れとしてしまう。これはセラピーの現場でも、共通するところがある。
自分の中の優しさと厳しさ、強さと柔軟さが人生を変える。
そして、行動する勇気があれば、思ってもみなかった人生が繰り広げられるのだ。
私は、やりたいことは、60歳までに、と思っている。あとは、アディショナルタイム。60まで生きなかったらそれまで、100まで生きられたらそれはそれ♪
最近は、過去の変化のポイントを思い出したくて、旅のBlogを完全なる趣味で書いている。旅にまつわる思い出は、褪せないものだと思うし、当時、氣づけなかった風景が再び蘇るようで愉しい。