裏キャラ

「変容」は、変わるというより進化してより自分になっていく感じだな、と日々感じています。

驚くほど変容しても、最初からそうだったようなしっくり感があるものです。

 

今回は、認めたくない自分のネガティブな部分、

「裏キャラ」について。

 

怒っている自分、逃げたい自分、いい加減な自分、イジワルな自分など、

ぶっちゃけ誰でもあります。

抑えていると思わぬ重要な場面で人生を台無しにしてしまうこともあります。

いいところだけ受け容れて、ダメな部分は否定していると、どうしてもバランスが崩れてしまうからです。

そうは言っても、ネガティブな側面を全面に打ち出して、誰でも彼でもいつでも「私を丸ごと受けれて!」「これがありのままの私ですっ!」というのも、違います。

 

誰よりも自分が自分のことを受け容れて行くことが、

自分を愛すること、誰かを愛することにつながっていく。

だから裏キャラを自分が認めて行って、

表現することを赦すことは大事なんですね。

怒りや妬み、嫉妬などは嫌われるけれど、「情熱」の宝庫。

生きる希望やエネルギーもそこにあります。

表現しきれていない裏キャラの正体が、実は。。。。。!!!

 

ということがたくさんあります。

表現されることで知る自分がいます。

 

「欲」も私は大切だと思っています。

欲はキリがなく、欲を満たすことを目的にすると溺れてしまうけど、

そもそも人間は欲を満たしただけでは、満足しない生き物です。

 

私自身、無欲になってしまうと、満たされる一方、どうしても前に進む気力が出ない。

「みんなだいじょうぶ♡」と完結してしまって、幸せだけどなんとなく物足りない(笑)

 

私たち人間は、文化的な欲望があります。

芸術(アート)は、人間の魂的に欲するものなのです。

美しさを愛でる欲求です。

欲望も、情熱も、バランスよく受け容れている人は魅力的です。

熱のあるところに人が集まってくるのはそのためです。

黒煙出して燃やすのではなく、美しく燃える炎は希望なのかもしれません。

そういう意味で、統合が進んでいることを感じています。

 

 

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