「ヒプノセラピスト養成講座を終えて」
自分磨きをする為に何かスキルを身につけたいと思い、何から始めようか?と迷っていましたが、
「自分の前世を知りたい」という単純な動機でヒプノの講座を受講しようと決めました。
毎回前半の時間は自分自身がカウンセリングを受けているような感覚でした。
スキルを学ぶというよりは、自分自身が癒されていく時間。
その反面、自分自身のインナーチャイルドと嫌でも向き合わないといけない時間。
1日のカリキュラムが終わる頃には、もの凄いエネルギーを使ったような心地良い倦怠感でした。
何に対しても直ぐに理由や答えを求めてしまう私は、最終日の卒業実習でも目の前のクライアントさんに起きている事実の答えを見つけようと必死でした。
でも終わってからその必要は無いのだということを教えて頂きました。
クライアントさん自身が感じること、体験することが大切であって意味があり、
そこには完璧な答えなど必要ないのだと。
スキルを磨くことを優先しようとしていたけれど、セラピストとしての私はクライアントさんと一緒に体験して感じることが最初の一歩。
そこからスタートでいいんじゃないかな?
そんなふうに今は思ってます。
私がこの講座を通して一番に学んだことは、 自分が何を思いどう感じるのか、自分自身を見つめて知ること、そしてどんな自分も受け入れて大切にすることです。
今後セラピストとしてその学びを活かしていけたらと思います。
受講中は自分自身の癒しと成長の時間でした。 ありがとうございました。
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楽しいのにスパルタなのは、私のクラスの特徴です。
癒されることへの抵抗というものは、人間誰しも少なからず持っているのかもしれません。
癒されなければならない、なんてこともない。
本当に自分はどうしたいのか。
それを感じることだけなのだと思うのです。
「自分が何を思いどう感じるのか」という感覚は、自覚できた方が、人生を味わえるものね!
何に我慢しているのか
何と引き換えにしているのか
本当に望んでいることは何なのか
そんなことに気づけたら、人生が自ずとシンプルになります。
人生がシンプルになっていくと、セラピーをするときも、シンプルに役割に徹することができる。
癒すのは、クライアント自身だということが理屈を超えて理解できるし、信頼できる。
外側に意識が向いてしまうのは、優秀だった一つの証でもあります。
だからこそ、自分自身の内側に意識を向けることが怖かったと思います。
頑張りました。
自分の心の扉が開いてから、人生は面白い!
ぜひ自分自身を楽しんでくださいね!
久しぶりに開講したヒプノセラピスト養成講座。
私自身、時代の変化というか、人間の集合意識の変化を実感することになりました。
そもそも、基本のスキルはあるものの、スキルだけではないことに多くの時間をかけていくのですが、
それでも足りないくらいのことが人間に起きている、と思いました。
再受講の方もいらして、たくさんのケースを経験しているからこそ、感じた自分自身の変化や人間の集合意識の変化を感じたのではないでしょうか。
この変化を踏まえて、私自身も更なる広い世界と内なる世界に触れていきたいと思いました。