私たちが見ている景色は、例え、同じ場所に居たとしても同じ景色には見えないものです。
見聞きしているものは、自分の意識の向けた領域にフォーカスされ、自分の解釈されます。
同じ曲を聴いても、同じ絵を見ても、同じ出来事に遭遇しても、同じような感想にはならないのです。
混沌とする時代の中で、それはますます顕著に現れます。
同じ地球上にいて、同じ国にいて、同じ職場にいて、同じ家にいて、そのようなことは自然に起こっています。
だからこそ、自分が見ている世界でよりよく生きることは大切ですし、共感できることは奇跡の喜びでもあることを覚えておきたいですね。
そして、相反するようですが、結局のところ、私たちは分けることのできない存在として、つながりを持っています。
何を見て、どう感じて、どう解釈するか、ということは完全に自由です。
だからこそ、今月は、自分の得意分野で一歩踏み出すことを意識して欲しいのです。
確固たる情熱のありかを感じて、未来へ進んでみる。
一歩踏み出したら、自由さと共に、柔軟性やユーモアを大切に。
そうすれば、新しいチャレンジも楽しめます。
また「仲間」「計画」というキーワードが出ています。
この時期(今月というより広い意味で)、人間関係の刷新が起こっているはずです。
自然な流れで、もしくは意識して、関わる人を選んだり、新しい場所に向かって行ったりなど、表立ってはいませんが始まっています。
そんな人間関係の変化の中で、自分が持っているもの(物質的、精神的、能力的)なことを自分自身で再評価する機会があるでしょう。
自分では「当たり前」「そんなことはみんな同じでしょ」と思っていたものが、実は価値があったのだと気付ければ、自分の生かし方、そして、新しい関係性がより楽しく、面白くなっていきそうです。
大きなことでなくて大丈夫。
笑顔が素敵とか、早起きできるとか、体を動かすのが好きとか、趣味でも、ハマっていることでも、感性でも、なんでもOK。自分自身のことを肯定的に思いたら、それは、幸運の兆し。自分への思いが、自分へ返ってきます。
世界は様々なことが明らかになり、混沌としていますが、そんな時こそ、自分自身の心の目をクリアにして物事を見て、自分ができることにエネルギーを注ぎましょう。
世界は、一部の人が動かしているように見える側面もありますが、そんなわけはありません。
あなたもこの地球を動かしている重要なひとりなのです。