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人間最も辛い状態は、今の自分の正当化に必死な状態。
心理学的に言うと「終わりなき分析」というゲーム。心のことは、カタチがないので如何ようにもこじつけられます。そのこじつけを表面はポジティブにがんばっているのだけど、裏面はなかなかそのこじつけがキビシい。それが極端になると精神的な乖離が症状（肉体的、精神的）として現れるに至ります。
心理的ゲームは、繰り返し行ってしまう、愛を求めての切ないパターン。それを行っている限り、本当に求めているものは掴めないというムナしいヤツです。そんな虚しいこと繰り返すなんて信じられない！と、端から見れば明らかなのですが、如何せん、それ自体（ムナしいゲーム）は生き甲斐になりうるような類いのものです。「それを手放したら死んじゃう」くらいの感覚になるので、まずそのパターンを自分の心理学的ゲームだと受け容れるのが最初の大きな関門だったりします。受け容れたらすんなり手放せるかと言ったら、段階的に手放していきますが、愛情獲得の領域は特に必要なプロセスを踏んでいく、徐々に手放していくというのが実際だと思います。
手放さない理由づけ、手放す必要のないことの説明責任に必死な時が、最も辛い時期。
受け容れる時は、ある種の痛みはあるものの、心は解放されたような清々しさがあり、成長が伴うことにより、未来に光が射します。人生を受け容れたとき、成長がもたらされます。
「全てが必要なことだった」
「すべて学びだった」
そうです。
そーなんですけど。
その真っただ中に、そう思えなくていいじゃない。
って、思います。
その出来事が辛すぎて、それを乗り越えるために
呪文のように「これは私にとって必要なこと」って言ってあげるのはいいと思います。
本当にそうだから。
「どんなことも私の学びなんだ。
受け容れたくないけど、今起こっているこれも。」
本当にそうだけど、
その時は、その出来事に必死になって、今ここで精一杯やることが
結果として、その学びを知ることへの近道なんだと思います。
その時は、「すべてが必要なこと」なんて思わずに
「なんだよー！
こんなの必要ねーし！
頼んでねーし！」
とブーブー言いながらも、向きあっていったら完璧！
一番ヒサンなのは、
「これは私に必要なことだから（キラキラ）」
「すべて学びだから（キラキラ）」
「私の魂が望んだことだから（キラキラ）」
と言って、その出来事を他人事のように神棚にあげちゃうこと。
なにやってんの。
って思うわ。
もっと泥臭く生きようぜ！って思うのよ。
キラキラ装って、だから大丈夫、って、
大丈夫じゃないじゃん。
大丈夫じゃなくて、いいじゃん。
だって、だいじょうぶなのだから。
って思う。
「すべて必要なことだった。」
命のあるそのセリフに触れた時、全身に激震が走るほど感動します。
そのセリフに命が灯るのは、その出来事から学びきった後なんだなぁ、
その迫力たるやすごいですよ。
過ぎてみると、些細なことのようだけれど、
でも、その過程が生き様がその人のたたずまいを創るんだなと。
自分への励ましは、絶賛あり！
自分の中では何でもありなんだから。
でも、自分から逃げちゃ、運命は味方できません。
アホみたいに自分に正直に生きて
まぁ、いろんなことがありましたし
ありますけど
神様から見放されたと思うことが一度もありません。
あ”～～～～～～！！！！
という時は、その出来事に集中！
神様を恨んでいるヒマなどございません。
そして、結局のところ納得する訳です。
何年がかりで、何十年がかりでわかるのです。
私にとって
すべては必要なことだった
と。
そして、生きている限り、そう思えないことが勃発し、
そして、そのセリフが輝く日が来るんです。
心理学は自分を知るためのツールとして、とても素晴らしい。
それはツールであって、氣づきがあったら、忘れちゃえくらいの感じですよ。
必要なことは、またよきツールとして使えます。
自分を裏切らなければ、人生は自分をけして見捨てません。
自分の言葉で語り、自分の顔で生きる。
泣いても、笑っても、毒吐いても、人は美しい。
