これまでのレッスンでは、自分と深く会話することで沢山の気づきを感じてきましたが、最後に学んだ家族療法は、自分の周辺を知る、再発見することで、自分のことを俯瞰的に見ることができるという感覚で、とても面白かったです。
ジェノグラムは、自分の事もですが、家族のメンバーの事を理解するのにもとても役立ちました。
私は今回、特に、姑の孤独(姑は沢山愛を出そうとしているのに姑に愛をあげている人が少ない!)!
薄々感じていましたが、さばさばとした性格で友達も多いので、強い実感がありませんでした。
図に書いてみて、現実として理解した気がします。
この理解があると、姑の寂しさや拗ねの意味、言動の不一致の意味が納得!といった感じで、理解したからといって感情的には“それでいい”とは思わないのですが、不思議と楽に手を離せて、私は私で自由に本人の気づきを見守ればいいんだなと思えました。
次の日、姑に会ってみて、今までより力まず素直な自分でいられました。
そうしたら、始めは単純に本人が自らそうしてしまっているだけ、と思っていましたが、それもあくまで私から見た感覚、私が感じていた姑でした。
姑自身、今大きな岐路に立ち、すごく色々な思いが出てきているようで、彼女の感情や愛情が複雑に、幾重にも重なっているのを目の当たりにすると、一人の人間の紡ぐ糸がどんなにか深い色をしているか、温もりと存在感の大きさに驚くばかりです。
これは、私が児童館での保護者とのやり取りの中でも気づいたことですね。
姑の張りつめた糸が緩み、光を受けて鮮やかに輝くことを祈るだけです。
また、ペアワークで、ジェノグラムをシェアして感じたのは、関係の濃い薄い、縦横の力学関係だけでなく、その質(何を濃いと感じて何を薄いと感じているか、その矢印にどう自分が反応しているか)を見ると、自分のビリーフ、自分が欲しいもの、恐れているものも見えるんだなーということでした。
そこには家族のビリーフとして受け継いだものや歪みも見えるし、良い味で私らしさも見えた気がして(?これも受け継いだものなのでしょうか?)意味深い図とシェアの時間でした。
最近は不思議と先祖や亡くなった人の事にも触れる機会が出てきて、家族の繋がりを改めて感じています。これはとても温かで安定とか安心感があります。
食事会で、アキラ先生に亡くなった人のお話を聞けてとても良かったですし、私の魂の処方箋ともリンクしていて面白いです。
そういえば、話の流れとは違うかもですが、子どもの頃、親や親戚など大人たちの中にいくと、会話では笑っているのに目が何かを恐れてうかがっていたり、罵っているのに互いに離れなかったり、常識を振りかざして愛だ!と言ってきたり、心を赦しているのかいないのか分からない事が怖かったのを思い出しました。
素直になりたい!
本当はそこが大事じゃない!
みたいな気持ちはここからきたのでしょうか。
本当の気持ちを出したら何かが壊れるんだと怖かった。
素直になりたいけど怖いし、上手く感情を扱えなくて、採用した感情以外のものを無かった事、あってはならないものにしていたのかもしれませんね。
思考は何を採用するか考えるために使う。でも直感は時に抑えられなくて最後は投げやりに直感!みたいな。
感情、思考、直感、私自身の取り扱いが悲しい感じですね。
そもそも久美子先生に会いに行こうとしたところからそうですが、魔女スクールでは、スピリチュアルの世界を否応なく体感させていただきましたし、感情がもつパワーと思考する中で感じる私らしさを実感させていただき、今は、全てできるだけそのまま出したいし、直感と感情と思考が密接に繋がっているのも分かるし、でもそれぞれがそれぞれでもO.K.だし、全部ある、という感覚でしょうか。
そして、そこには、驚くべきことに私の愛がある。
本当に魔女スクールが始まった時には思いもしなかったです。
でも、もう、どっちを向いても、何をしていても、泣いても笑っても、できてもできなくてもそれを感じる事ができる。
それがどんなに嬉しいことか!
自分が自分であれば良いという安心が、身近な幸せに気づかせてくれるし、世界をまた違う角度から見せてくれ、深く広く、そして同時に軽くシンプルにしてくれます。
最後のチャネリングも、やっぱり私らしさと、私が私でいていいという体験でした。
私のチャネリング自体は、もっと情報をクリアにしていきたい感覚でしたが、モニターの方々の反応を見ていて、
あー!ほんとに、その人に必要な情報がその人に伝わりやすく届けられるんだなー!
と感じました。
そして、最後のチャネリング!
私、悲しみ!? 泣くか!!!
とびっくりしましたが、「それです」と言われた瞬間に、
あーそういうことなのねー!
と。
悲しみが来る私らしさを了解。
また、一緒に学んだ皆さんの情報量に驚いていましたが、まさか私に、イメージはあるけれど、感情も、時に触覚も音も温度も何だかいっぱいなのを、この時まで認めてなかったです!
改めてモニターさんのチャネリングやその前のも思い出すと、あー!という感じで、やっぱり経験ですね。
魔女スクールで、素敵な皆さんと学べたことで、それぞれ全く違う人生、全く違う個性を見せていただいたこと、私にとっては本当に宝物で、それぞれがそれぞれに必要なものを受け取るようになっているんだなーと実感しました。
人と関わっていくことの愉しみは、自分だけでは気づかない世界に気付けること。そこには想像を超えたものがある!(当然か!)
それを受け取れるようになったんですね。
それに気づけたこともとても嬉しいです。
生きたいのか死にたいのか分からない、呼吸も上手くできなかった半年前の自分がここまで来られた。
これからが本番!と気合を入れてしまいますが、力を抜いて、私は私をできるだけ愉しんでみます。
これからどうなっていくのか、自分でも謎ですが、それも愉しみます。
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※最後のチャネリングは、モニター実習を終えてからのセッションですが、これについて、私からレポートします。
彼女のレポートは、毎回、私も楽しみにしていたほど、生き生きとしたエネルギーと氣づきに溢れていました。