ソウルメイトという言葉が一人歩きした時代がありますが、
この世で出逢えたというだけで、役割こそいろいろですが、間違いなくソウルメイトです。
悪者役なんて、魂的に見たら、ものすごく愛してくれている魂だと言えます。
恋愛や夫婦関係などの親密な関係も、まさにソウルメイトでしょう。
運命の相手かどうか、なんて、出逢っているということは、
運命の相手ですよ。
この人なのか、あの人なのか、なんて、もったいないです。
運命を存分に味わえばいいんです。
運命の相手は、ずっと共に生きるという訳ではありません。
ある意味、我が子だってそうですね。
親子だって、ずっと一緒という訳じゃない。
パートナーは、とにかく魂の成長、愛を深く学ばせてくれる合わせ鏡みたいな存在です。
だからなのか(笑)パートナーの一言は、
1 カチンと来やすい
2 大事なことほどスルーしちゃう
ものです。
同じことを友人に言われると、「ああ、そうか〜」なんて聞けるのに、パートナーだと
「わかってるって!」
「あんたに言われたくない!」
なんて反応しちゃうのよね。
それは、核心だからで、ある種の心の声。
特に2は、特によく起ることかもしれませんが、本人はスルーしていることにも氣づきません。
何度も言われると、逆ギレしたりします。
でも、それを自分に言ったとしたら、涙でるくらい嬉しいことだったりします。
パートナーにそれを言われて、嬉しくて泣けたら、自分の内側でものすごい受け容れをして癒しが起っているということです。
私は、夫から「すごい人」と言われると、カチンと来ていました(笑)
「そんなこと言わないで、私は普通だよ。みんなすごいじゃん。」(心の声)
「もっと自分ががんばってきたことを認めた方がいいよ」と言われると、もっとカチンと来ていました。。。
「認めてるってば!!!!」(心の声)
変ですよね。
一番側に居てくれて30年も共に生きている、
私のいろんなことを知っている彼がそう言ってくれているのにね。
すごい褒めあって、けんかになる(笑)ということが、我が家ではよく起ります。
お互いに受け取りきれていないんです。
「そんなんじゃないよ」なんて状態です。
何を遠慮しているのやら。。。。。苦笑
それなのに今朝、なんだかすごく受け取れたんです。
「今まで、ものすごい努力をしてきて、乗り越えてきて、ものすごい頑張りをしてきたんだよ。
なんの努力もなしにこうなったんじゃない。すごく頑張ったんだよ」
と言われたとき、すごく嬉しく涙が出そうになりました。
「そう。私、頑張った、すごく、頑張ったよ〜〜〜。」(心の声)
私が、自分の努力を「はい、あなたならできるよね!」としていたんです。
それは信頼もあるけど、100点とっても、当たり前になりすぎて褒めない親みたいな。
「できるようになったって、一回、一回、大変だったの。」
「当たり前なんて、ないの。そのとき、そのとき、がんばった。」
そんな風に思えて、嬉しかった。
そうなると、更に彼のことがすごいなぁ、と見えてくる。
彼は昔からだけど、いわゆる大物や気難しい人にすごく好かれる。
それは、彼が誰とでも素で居るからだと思う。
彼は本当に人を外側のことで見たりしない。
若い頃も上司であっても、関係なく言う時は言う、筋を通す人だった。
その人の本質を見る人だから、構えなくていいんだよね。
だから、私も彼を私の中に入れたんだと思う。
本質を見る。
私もか。
だから、私たち、趣味とか、嗜好は、違うんだけど、
大事なことが「そうだね」って言いあえるから、こんなに長く一緒に居るんだと思う。
本当に成長させてもらっています。お互いに。
彼をもっと支えられる妻でありたいとか、思ったてたけど、
それなら私が私をもっともっと認めていけばいいんだな。
その上で、できることはもちろん助け合えばいい。
助け合ってきたのだから。
結局、パートナーシップは、自分と自分の関係であり
自分と神との関係なのですね。