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アチューメントをしている間に届く、情報量の多さに驚きの日々。
時間にするとほんの5〜10分(おおよそ7分)くらいの間に

クライアントの前世と思われるヴィジョン
様々なシンボル
映像
言葉
そして、体感覚に届く、様々な感情や声なき声。

まるで、私が女優にでもなったかのように
その人の魂の現在過去未来を受け取り、再現した。

再現。
再現していたんだ。

その時の、最も印象的だったヴィジョンは、こんなに鮮やかに視えるものかと今でも、ふと思い出す。

日本家屋で、大きなお屋敷に火が放たれ、大きなお屋敷が炎に包まれた。
あっという間の出来事。
氣づいた時には、すべて火に覆われている状態。
寝間着の着物に火が移り、燃え上がる。
美しかった若きその女性は、放火により、無念の死を迎えるのです。
ものすごい無念。

「どうして・・・・・!!!!!!!

私は、まだ何も成していない。
まだなのに、
これからなのに。」


その美しい女性の叫びは、強烈に私の全身を震わせたほどだった。
同時に、今世にかける想いもひとしお。
そんな想いをして、またこの世に生まれて来たのかと思うと
その方の強さと想いが叶うことを祈らずにはいられなかった。

そんなヴィジョンが視えたかと思えば、軽やかなシンボルが、出て来て、導く。
希望のシンボルとキーワードが、次々と現れては
私に「彼女に伝えて」と言わんばかりに出て来る。
その7分のヴィジョンなどを私の身体(肉体の身体だけではなく)でキャッチして、
それをアチューメントが終わって、お伝えすると

寝間着の着物に最初に火が燃え移った方の足に火傷の痕があるとおっしゃる。
まるで過去世の刻印のように。
その瞬間、着物の女性と今現在の彼女が重なり
そして、ふたりに別れました。
着物の女性は、キラリと笑顔を魅せてくれて消えた。
とても強烈な体験だった。
そして、なんだかとても日常的な体験にも感じたのだった。

時を越え、空間を超えて、共にそれぞれの「今」を生きている。

そんな実感を新たにした体験だった。
こんな風に、人によって、情報の降りてくる感じも、様子も、
それぞれ違うけれど
こんなに明確に、まるで映画を観るようにヴィジョンが視えるのだと
ヴィジョンだけではなく、私までその次元に行って再体験してきているようだった。

自分が生きることは、多次元的に影響があるんだ。

と再確認させられた。
この仕事を夢中で始めて、こうやって連れて来てもらった。
自分の馴染みの世界に。

そして、ますます私は、人が好きになってしまう。
もう愛さずにはいられない。
その人の本質に触れると
愛さずにはいられなくなる。

私が私の感覚を受け容れるようになったことにより、
より一層、この仕事を愛せるようにもなり、
クライアントが壁を感じたり、絶望の中にいるときさえも、
闇に飲み込まれそうになるその人の、灯を見つめ続ける原動力にもなった。

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