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スピリチャルな感覚を使っていたことは、まだこの時期、自覚はほとんどなく、
「ヒプノセラピーの延長線上のことだから。」
「クライアントさんが、重要なことに氣づき、『今』をよりよく生きられるなら
何でもアリ!
と、毎日が、充実して、愉しかった私は自分がものすごい加速をして
新しいことをし続けていることにも氣づかず、邁進。

自分の前世も思い出したりして、
前世でお世話になった方が、クライアントさんとして出逢えたり。
あんなに明確に
「ああ!!あの時は、お世話になりました〜!」
なんて、マジで、今世でなのか、前世でなのか、
わからなくなるくらいの方が何人もいらっしゃった。

ある方は、私が尼僧をしていた時代の先輩尼僧様。
今世は、私が少しお手伝いができるのは、前世での恩返しみたいで、すごく嬉しかった。

私は、いろんなことを学びはじめましたが、この仕事を始めて、一番最初にブレーキを踏むことがあったのが、2006年の5月。開業して1年半、国分町に独立してから丁度1年。エネルギーワークをメニューにする時だった。

アチューメントを期間限定で、2ヶ月だけ行ったのですが、それを導入するときに、ブレーキというか、今まで、何の歯止めが利かないほど、突っ走っていたので、小休止くらいの感じだったのだろうけれど、
初めて「このまま進んでいいのかな。私はどこまで行くのだろう。」と感じた。
それでも、私は自分自身にGoサインを出し、スタート。

その時です。

まさに、その初日を終えた時に、前世での先輩尼僧様だったクライアントさんから一通のメールが届いたのです。
私がアチューメントを始めたことを知らずに。
それはまるで、私の迷いを感じて、それを払拭するような内容だったのです。

「たくさんの存在たちが、

今、あなたにありったけの祝福を送っています。」

という内容でした。

「こんなことをお伝えしてもいいのか」と躊躇されたと言うのですが、逆らえない何かを感じたとのことでした。
そのメッセージは、その日の仕事を終え、私自身が受け取ったメッセージそのものだった。
私は、まだわずかな迷いと「私が伝えていいのか?」という自問自答をしていた。もう始めたと言うのに。

「実は、このようなメニューを導入し、私が視えたビジョンやメッセージをお伝えすることを始めました。
それなのに「私でいいのかしら」なんて、自分が感じている迷いがまだあったんです。
もう始めているのに。でも、いただたメールに触れて、吹っ切れました。
なんて絶妙なタイミング!」

というお礼のメールを送りましたら
「見えない存在からのメッセージを伝達させていただいたとでもいうのでしょうか・・・。
私としては、まだなじみの薄い感覚をお伝えすることに、迷いがよぎりましたが、私も久美子先生同様、迷いを捨ててお伝えさせていただきました。
それが、絶妙なタイミングにお伝えできたとわかり、見えない力のすごさに自分でも驚きました。
今まで、こうした直感を鈍らせていたことに反省しました。
今後、感謝の気持ちを大切に、謙虚な姿勢で、誠意を持って目の前のことに取り組んでいきたいと強く思います。」

というお返事をいただき、胸を熱くしたことを昨日のことのように思い出します。

そして、アチューメントでは、私自身が、たくさんの、それはそれはたくさんのビジョンを視て、メッセージを聴いて、それをお伝えする、ということをやりはじめる大きなきっかけを与えてくれました。
アチューメント中にいろんなビジョンが視え、メッセージが聴こえたのです。
それをお伝えしたクライアントさんが、驚かれ、喜ばれ、氣づきを得ていかれました。
このことをきかっけに、リーディングを自分に赦したのです。
アチューメントがどこかへ吹っ飛ぶほど、皆様、メッセージやリーディングに注目されました。
「それ(メッセージ)が、大きかった」と口々に言うのです。

これは、私から伝えていいんだ。
そして、それをたくさんの存在たちが祝福している。
まさか、こんなことが私に起こるなんて。

いろんな声は聴いていた、いろんなヴィジョンも視ていたけれど、それは密かな自分だけのものであって、
それは人と共有できるものではない、してはならない、とさえ、幼少時代から感じていた私は、
それを共有することが喜ばれる、氣づきになる、変容のきっかけになるということが大きな驚きと発見だった。
そして、私は、更に加速する。この時のブレーキなんて、安全確認の一時停止くらいのものだったことは、後にわかってくる。

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