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もう、「何も変化なんてなかった」なんて言えない。
私はどこか変化や試練にめっぽう強く、なんならそれくらい刺激がないと、なんてところがあるのだと思う。
確かに変化や試練は、大変だ。時に、少なからず痛みも経験する。
それでも、変化や試練は、大きな成長の機会を与えてくれるのだ。それだけじゃない。自分自身の隠れていたものが引き出される。それは、ポジティブなものだけではなく、ありとあらゆるものが現れるのだ。それは、取りも直さず、幅が広がる、世界が広がることでもある。父が亡くなった２００６年から１２年間の旅と２０１３年から５年間の旅が終わった。
「長かった」と、声が漏れた。そして
「がんばった。。。」と。
なぜ、５０年間積み重ねてきたものを手放さなければならなかったんだと思った。
私の決断すべてが間違っていたのかと思ったりもした。
それでも、私は後悔ないけれど、でも、でも。
自分を責めて、それでも前を向いて進まなければと夢中で前を向いて進んできた。
やっと立ち止まり、ふと、今の自分を見ると、有難いことばかりではないか。
自分の決断が間違っていたかどうか、それもあるだろう。
でも、すべてが間違っていたならば、こんな現実は創られるだろうか。
「これは、何？何なのよ！」
と、自問自答の日々だった。
そんな自問自答している最中も、自分の中の幸福感が消えることはなかった。
いやむしろ沢山湧いてくることばかり。
そして、今年のゴールデンウィークを迎え、この１２年の旅と５年の旅が突然、紐解かれていった。
この旅で、私が受け入れなければならないこと。
もう一層、先へ行く道しるべを見つけ、その世界に行き、体現する場所。
それは超意識のエリア。
それを見つけた時、大きな安堵と畏怖さえ感じたが、ほんの少しだけ、安堵が上回った。
それを見つけると、まるでドミノのようにサインが溢れ出す。
「この人生最大級の変容は終わりました。」
というサイン。同時に、
「これからが本番。その変容を生かしていく時がやってきました。
幕が開く。
この２週間のうちに完全にその準備が整う。」
破壊と創造。
創造のフェーズが本格始動する。
そして、大きな大きな変化の旅の終わりを昨日迎える。
「もし、この変容の旅が終わりならば、明らかなサインを見せてください。」
と、心の中では願って迎えた昨日。
本当に明らかなサインが。
しかも、願ってもいないような嬉しいサインが。
ああ、そうだったのか。。。
涙が溢れる。
何という運命の糸（意図）。
これでよかったんだ。
という、こんな壮大な。言葉を失う。
もう、いいとか、悪いとか、間違ってたか、正しいかなんて、吹っ飛んでしまうような感覚。
この道しかなかったんだ。
そして、旅の終わりにこんな有難く、嬉しいサインが届くなんて。
こんなに護られていたなんて。
旅の最後は、結婚式が執り行われているのか、笙の音が鳴り続け、
青緑色のアゲハ蝶と黒鳳蝶が何度も目の前を舞う。
「今年の５月に腰を据える場所が決まる。しばらくは、そこが拠点となる。」
というメッセージが来ていたんだけれど、そうか。
東京
だった。
ここでやるんだ。
あと二週間たらず。しっかり準備するべく、心と身体を整える。
大事なキーワードは「たのしむ」。
これだけは忘れてはならぬと、強く、強くメッセージは伝える。
終わりは、明確な始まり。
