夢占い、夢分析など、夢と潜在意識は関係がありそうだということは、多くの方も認知していることでしょう。
特に寝入りばな、起きがけに見る夢は、起きても覚えていることが多い強烈なインパクトがあるものです。
私は、夢見が悪い方で寝るのが怖いほどでしたけれど、その象徴する意味が必ずしも悪い意味ではないことを感じるようになってから、起きても覚えているような夢を意識的に受けとめるようにしてきました。
浅くてわかりやすいところでは、わかりやすくストレスや疲れているよ、というメッセージもありますが、
そもそも眠るということは、潜在意識レベル、そして、それを越えた世界との統合をするという現象でもあります。
現実に寄りすぎていると、夢で潜在意識レベルの調整が行われますが、抵抗を感じるとうなされたりすることもあります。
もっと集合的なところとも、繋がりますから、多方面からとらえる必要があります。
夢が現実で、現実は夢。
夢を吉夢、凶夢だけでとらえるのはもったいないし、そうではないメッセージが込められているのだと私は感じています。
私たちが意識できないところに目を開いてくれて、そこに素晴らしいヒントがある。
今朝、起きがけに、はっきりとした夢を見ました。
ある種の今の自分にとっての答えで、その答えを見たときに、清々しい感覚を覚え、
「ああ、そうか!そうすればいいんだ!」
と、思ったのです。
ところが、夢の本意は、そこじゃなかった。
更にもう一層、
「本当に、それがあなたの答えですか?」
という問いのようなものであったと、起き上がったときに思いました。
「そうすることが最善の選択」という凝り固まった思考を打ち砕き、眼を開かせるためのものだったと感じたら、なんだか夢のもつ役割の深遠さに驚きました。
いろんな感覚も間違いじゃないけれど、何にフォーカスして、どんな自分で在るのか、というところに強烈なメッセージでした。
2018年の魂の処方箋で、「夢の日記を」というメッセージが、タイミングは違えど、沢山の方に降りて来ましたが、
「統合を更に深めることで、あなたが果たしていくことがありますよ」
ということなのだと、感じました。
希望という名の夢を生きることが
目覚めるということなのですね。