「スピリチャルリーダーに、オレはなる!」
と決断した夫は、22年務めた国家勤めを辞めることに。
私自身も、夫に全面的に私の夢を応援してもらっていたので
私も同じように、夫の退職もまったく反対しなかった。
夫の両親は、反対だったみたいだけど、
そりゃ、これから子どもたちの教育費が大きくかかる時期だったし、親としては心配するのは当然のこと。ましてや、まったく知らない心の世界。バブルが弾け公務員の信用最高潮のあの時期に辞めるのなんて理解できなかったと思う。
でも親に反対されて思いとどまるくらいなら、辞めるのを止めればいい。実際、起業は甘くない。すべて自己責任の世界だもの。人生をシフトすることは、結果が保証されている訳じゃない。
だけど、いい結果だけじゃなくて、最悪の結果だって受け止めるという覚悟があったら、楽に踏み出せる。
最悪の結果に強い私たち。
なにしろ、二人の結婚だって、四面楚歌状態のスタート。
夫の退職には、職場でもそれはもう強い引き止めがあったものの、結果的には、彼の上司や後輩たちから
「きっと、何をやっても、だいじょうぶ!」と見送られ、学びも加速していった。
私は、スピリチャルな学びを進めれば進めるほどに
冷静になっていった。
スピリチャルな領域に限らず、様々な出逢いに恵まれた。
国内、海外、日本人、外国人、
地位や名声のある人々やスピリチャルな世界で成功している人々。
なぜか、どこに行っても、誰と会っても、
表面に出ていない裏事情を知ることになってしまう。
その裏と表のコントラストをみて
感銘を受けることこの上なかった。
そして、ドン引きすることこの上ないことも多々あった。
ありまくった。。。
スキルがどうとか、地位や名声とか、
あればあるほど、その真逆な裏をみると
ドン引きするというより、悲しくなった。
例えるに、外側の世界を保つために、
パートナーにDVしてるみたいな姿は、
本当に悲しい。
人間としての弱さとか、そういうのはいいの。
醜さも含めて、それも自然な姿。
でも、スピリチャルなことや目に見えないことで
人をコントロールしようとするとか、あり得ないでしょ!
宗教や真理を政治や権力、我欲に利用した歴史から、まだここまでしか学んでいないのか。。。
すべてが愛??それが??
という場面も垣間見た。
目に見えない世界も、パワーは諸刃の剣。
使いようなのだ。
もちろん、感銘を受けた素晴らしい方にも、たくさんお逢いした。
まるで、重要な光を届けて去って行く神様みたいに。
その素晴らしい在り方に
人間の中に神をみる。
その瞬間の歓びたるや。
自分もそう在りたいんだなぁ。
そして、同時に人間としての学びも放棄しない。
いつも自分の闇からは目をそらさない。