コロナの影響で、家でパートナーと一緒にいる時間が長くなり、それにより、様々なことが起こっています。
報道では、DV家庭内暴力などが増えたということも度々目にします。
どんなに仲良い間柄であっても、ずーーっと一緒だとストレスになります。
それが狭い空間なら尚更です。
どんなに可愛い赤ちゃんでも、我が子でも、イライラすることがあると思います。
対等な相手(パートナー)や頼りにしている相手(親やパートナーなど)に対しては、期待値も高いことから、イライラは高まり気味。
今回のことで、初めて暴力を振るわれた場合も含めて、内在しているエネルギーがぶつかって起こることですので、この際、しっかり関係性を見直したり、相手に何を求めているのか、しっかり言語化して確認し合うことが大切だと思います。
ぶつかることは悪くない。
多くの場合は、潜在していたことが明かになっただけだったり、ネガティブなパターンの頻度が増えただけということもあります。そうであるならば、そもそものお互いの関係性や生き方について、再考することも大切です。
いつもと違う出来事は、どうあれ「変化」を促します。
その生き方は、今に合ってるの?
それでいいの?
これからどうしたいの?
ということです。
コロナのせいで、DVが増えているという報道で、みんなのところがそうなんだ、
なんて寝ぼけている場合ではありません。
相変わらず、ネガティブなことや問題は、クローズアップされますが、よい側面は表面化しづらいですね。のろけ情報なんて報道されませんからね。
私のところには、自粛をきっかけに家族によい変化があった、パートナーシップが深まった、相手への感謝の気持ちが高まり、幸せを感じているという御報告が数々来ています。
最悪の状況が起こっている裏には、必ずポジティブな側面もあり、それを掴んで新しい生き方に向かっている人がたくさんいるということです。
物事、出来事は中立です。
どちらかだけではなく両面を見て、
その上で、可能な限り自分にとって(自分の家族にとって)最善の選択をすることです。
まず自分の一番小さいコミュニティ(自分、家族)を満たすことは大切です。
自分を満たすことで、他者(社会)を満たすことになる。
私自身は、コロナの前から、ずっと夫とほぼ24時間一緒の生活になって久しく、しかも、都会の狭い住空間で暮らすことにも慣れ、自粛になってもほとんど変化がなく仲良くしていますけど、みんながみんなそんなにべったりして仲良しじゃなくても、全然問題ないです。
おふたりの良い距離、良い関係性を作ることが何より大切です。誰かと比べないこと。
そもそも、パートナーシップは、千差万別。
両親の仲がよくなくて、悲しかった、苦しかった経験は、多くの人が経験していますが、自分が大人になって、もしくは、両親のどちらかが亡くなって、親には親の愛があったのだと発見することがあります。
そして、遠慮せずにどんどん愛し合うことをためらわないで欲しいなと願っています。
だって、愛し合える人が目の前にいるのだから。
愛しあえる人が目の前にいることの大変さはもちろんありますが、それは豊かさなのです。
それが豊かさでないのなら、その関係性を変化させる絶好の機会です。
しつこいけど、幸せになるのをためらわないで。
誰かが幸せになることで、その分誰かの幸せが減ることはないのだから。